以前、日本はお金の教育が遅れているという事実をご紹介しました。
2022年から高校で金融教育が必修となりますが、それまでは何も勉強しなくていいのか。。。
これは各家庭で差が出そうですよね。
マナブ
子どもの前でお金の話はタブーだよ。
僕のおばあちゃんは、お金の話をするのはみっともないってよく言ってたよ!
アイコ
子どもが小学生になったらおこづかい制にしようと思ってるわ!
周りもみんなそうしてるみたいだし!
お金の教育に関わらずですが、子どもは両親や近くの大人の影響をとても受けます。
親が興味を持ってるものには同じように興味を持ち、
親がよく知らない事には興味を持ちにくいのです。
親がよく知らない事には興味を持ちにくいのです。
私たちの生活に切っても切り離せないスマホ。
子どもの前では見てないつもりでも、私たちは一日に何度もスマホに触れてるはずです。
親がそれだけ興味を持ち毎日手に触れてるものを、子どもにだけ遠ざけるのはムリな話です。
親は英語が話せないし英語のテレビや本も読んでないけど、子どもには英語を習わせたいと考える方は多いと思います。
その場合、親も一緒に英語に興味を持ち、話せるようになったらどんな楽しい事があるのか、教えてあげる必要があると思います。
このように、子どもは親の事をよく見ていますし、矛盾にも本能で気付くのではないでしょうか。
さらにお金の話になると、どれが正解という事でもありません。
「お金持ちは悪い人」
「お金の話はみっともない」
「みんなと同じように」
このような価値観を植え付けて大人になってしまうと、たくさんのお金を稼ぐ事に対して消極的になってしまう可能性があります。
今の時代、副業やSNSで稼ぐ事も当たり前になり、学生でも驚くほど稼いでいる人がたくさんいます。
それに憧れてる子どもたちもたくさんいます。
しかし、お金に対してなぜか良いイメージを持てない子もいるでしょう。
親の価値観は、子どもの人生に大きな影響をもたらしますよね。
マナブ
たしかにそうだね。。
僕も大人になった今もおばあちゃんの言葉を覚えてるくらいだから、影響されてるよね。。
アイコ
そうね。みんながやってるからじゃなくて、私たち親の考えや子どもがどう感じてるかちゃんと話し合わないといけないわね。
いかがでしたか?
もしあなたがお金に対して良いイメージが持てていないなら、子どもにもきっと同じように伝わるでしょう。
繰り返しになりますが、お金に対する価値観は人それぞれで、正解がある訳ではありません。
必要最低限あればいい、という人もいれば、たくさん稼ぎたい人もいます。
本当はお金持ちになりたいのに、「お金持ちは悪い人だ」と言うのは絶対にやめましょう。
口にした事は現実になると言いますから、誰だって悪い人になりたくないですから、永遠にお金持ちにはなれません。
そうやって少しづつでも、自分の本当の願望を口に出せると、凝り固まった価値観も変化していきます。
未来の子どもたちのためにも、まずは親世代から、お金の勉強に力を入れていきたいですね。