ボードゲームは遊びながら”集中力”や”社会性”などを育む
教育効果が期待できることをご紹介しました。
ボードゲームで遊びながら学べる?
幼児から大人まで楽しめる!おススメボードゲーム
”遊びながら学べる”っていうのがいいよね。
楽しいことや面白いことって進んでやりたくなるし、
頑張って覚えようって気持ちにもなるよね。
学校の学習も遊びながら出来たらいいのに。
苦手なところを問題集を買ってやっているんだけど、
やっぱ苦手な事だから抵抗があるみたいで・・・
最近はカードゲームもいろいろな種類が発売されており、
ボードゲームと同様に教育効果が期待できます。
今回は気軽にお家で遊べるボードゲームとカードゲームの中から
学習に役立つものをご紹介します。
学習に役立つ!ボードゲーム・カードゲーム
語彙力:カタカナーシ
カタカナ語を使わないで説明するカードゲームです。
■プレイ人数:3~8名
ルールはとてもシンプルなのですが、
日本語の中にカタカナ語があふれているのに気付かされます。
「ハンバーガー」は「バンズにハンバーグを挟んだ…」ではダメよね。
自分が辞書になった気分だわ。
普段何気なく使っている言葉を説明するって意外と難しいね。
相手に分かるように説明するためには、
自分の持っている言葉を使って上手に伝える”語彙力”が必要になってきます。
まだ語彙力があまりないお子さんの場合、
回答者として言葉の説明を聞いて想像するだけでも
いろいろな言葉に触れあい、伝え方を学ぶ機会になります。
最近は画像や映像を使って視覚的にわかりやすく説明されているものが多いですが、
”言葉だけ”というのも想像力が膨らみ面白いですね。
計算力:ぴっぐテン
場に出されたカードの合計が10になるように出していくカードゲームです。
■プレイ人数:2~8名
手札を出す時、場に出ているカードの数字と
出すカードの数字の合計を言う必要があります。
カードに書かれているのは1~10の数字だから、
足し算を始めたばかりの子でもできそうね。
足して10になるように手札を出すから、
「10になるにはあといくつ必要か」も計算できるようになるね。
1桁の足し算なので簡単だなと思うかもしれませんが、
その”計算の基礎”をしっかり固めることが大切です。
基礎の部分の力の差が問題を解く速さだったり、
計算ミスをしなかったりという差になってきます。
地理:どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5
ボードが日本地図や世界地図になっているすごろくゲームです。
■プレイ人数:2~6名
ルーレットを回して日本や世界を回るだけでなく、
地域の名物や文化が分かるカードを集める目的もあります。
地理って自分の住んでいる場所や、
行ったことがある場所だと覚えてることが多いから、
旅行気分ですごろくで回るのもいいかもしれないわね。
すごろくで進むだけじゃなくて、
名物や文化も一緒に学べるのも面白いね。
すごろくなので地理や名産等が分かっていなくても遊ぶことができます。
これで完璧に地理を覚えるまでは難しいかもしれませんが、
「この辺りにあったな」程度でも分かると苦手意識が少なくなります。
思考力:アルゴ
相手の持っているカードの数字を推理するカードゲームです。
■プレイ人数:1~4名
持ち手のカードは数字の大きさ順に伏せて並べ、
相手のカードを先に全て当てたほうが勝ちです。
はじめは自分の持っているカードから、
相手のカードを推理するのね。
記憶力や集中力も必要なゲームだね。
算数オリンピック委員会、東京大学数学科の学生有志、
数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明、開発したカードゲームで、
幼児向けに「はじめてのアルゴ」というバージョンもあります。
自分の持っているカードや場の状況などから推理することで、
論理的思考力が鍛えられます。
遊びだから始めやすい!
面白そうなものがたくさんあるね!
これなら「勉強しなさい!」じゃなくて、
「一緒にゲームしない?」って誘えるわ!
勉強となると抵抗がある子どもでも、
遊びなら気軽にやってみようという気持ちになれます。
また、ちょっと苦手な分野でも楽しみながら遊ぶことで、
”面白い!””もっとやりたい!”という気持ちにもなるかもしれません。