小学校入学は子どもも親も期待と不安でいっぱいになりますよね。
できることならいいスタートを切りたいと思うのは皆さん同じ。
そこで、入学準備として身につけておきたいことをご紹介!
→「小学校入学準備:文房具とかって何を買えばいい?」はこちら
小学校入学で変わること
幼稚園や保育園では遊びが中心で大人に見守られていた生活が小学校でがらりと変わります。
登下校
幼稚園や保育園の時は、
大人が付き添って園まで送迎します。
小学生になると子供だけで登下校しなくてはいけません。
スクールバスというところもありますが、
指定のバス停までは自分で行く必要があります。
先生の役割
園生活では基本的に先生が一緒に活動します。
みんなでやる活動の時はもちろん、
外遊びなどの自由時間の時も近くに先生がいてくれます。
道具の準備やトイレに行くのも先生が声がけをしてくれます。
小学校も担任の先生が休み時間も教室にいてくれたり、
入学したばかりは朝の支度など気にかけてくれたりしますが、
常に子供たちの様子を見ているわけではありません。
次の授業の準備やトイレ休憩などは、自分で考えて行動するようになります。
学ぶこと
園によって方針は様々ですが、
遊びや活動を通して他人とのかかわり方や集団生活を覚えることがメインかと思います。
小学校ではそれに加え基礎的な知識や技能を身につけます。
国語や算数などの教科を年間を通じて学んでいきます。
生活の時間割
園では集団活動や自由遊びの時間など
大体の時間は決まっていると思いますが、
「今からこれをしましょう」など先生の指示によって生活します。
小学校では1時限45分間で、1時間目は何時からと決まっています。
授業開始前には準備が済んでいたり、
自分の席についていたりしなくてはいけません。
入学前にやっておきたいこと
幼稚園や保育園でも小学校生活へ移行できるように
6歳児クラスになると学習の時間があったり
給食を時間内に食べきれるように指導があったりする園もあります。
でも、それだけでは心配だったり、
登下校は家庭で練習させる必要があります。
登下校の練習
子どもたちだけで学校へ行けるよう
一度は一緒に歩いて道を覚えておきたいですね。
地域によっては集団登校で上級生が見てくれるところもありますが、
下校時間は学年によって異なるので1年生だけになってしまう場合も。
特に交通量の多い道だったり、
家が遠かったりすると心配事も多くなります。 練習する際に確認しておきたいこと
- 家から学校までどのくらい時間がかかるか
- 友だちとの待ち合わせ場所
- 危ない場所や気を付けたい場所
特に「危ない場所や気を付けたい場所」は
一緒に歩いてみないと気付かないこともあります。 交通ルールを守っていても予想外のことが起きるかもしれません。 「交差点で信号が変わるのを待つ場合は道路から少し離れて待つ」とか、 「信号が青でも確認してから渡る」なども教えてあげたいですね。
また、小学生になったら教科書の入った重い鞄を背負っていかなくてはいけないので、
練習の際も鞄を背負って歩くとイメージがわきやすくなります。
ひらがなの読み書き
1年生の国語の授業でもはじめにひらがなを習いますが、
読み書きは国語以外の授業でも必要ですし、
読むことと、自分の名前くらいは書くことができていたほうが安心です。
ただ単純にプリントに取り組んでいるだけでは飽きてしまう子もいます。
絵本を一緒に読んでみたり、
家族に手紙を書いてみたり、
子どもが興味がある方法で教えると楽しんでやってくれるので、
いろいろと試してみてください。
時計を見て時間を確認する
時計の読み方の授業も1年生の算数で習いますし、
はじめのうちは授業の開始時間など先生が声をかけてくれるので
時計を見て行動するという事があまりないかもしれません。
アナログ時計を完璧に読むのは難しいかもしれませんが、
「今は何時くらいかな」と気にすることで徐々に読めるようになってきます。 「○時ちょうど」から教え始めますが、 子どもの好きなおやつの時間とかだとすぐに覚えてくれます。
全部完璧にできるようになる必要はありませんが、
「ちょっとできる」くらいの自信があると小学校生活もより楽しめます。